桜のような僕の恋人映画と原作の違いは?セリフやラストに違いはあるか徹底調査!について書いていきます。
桜のような僕の恋人は、難病の早老症にかかった美咲とカメラマン志望の晴人の恋愛模様を描いた作品で、原作の小説は60万部以上が売れた大ベストセラー本です。
そんな桜のような僕の恋人ですが、NETFLIXで映画化されました。
そこで、映画と原作の違いについて書いていきたいと思います。
セリフやラストシーンに違いはあるのか徹底調査していこうと思います。
Contents
桜のような僕の恋人映画と原作の違いは?
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渋谷駅ロフト横と東横線のエスカレーターと表参道駅近くで発見🌸#桜のような僕の恋人#中島健人 pic.twitter.com/LAqONV40ps— ま_ぁ (@kenty313ma) March 13, 2022
まずは、登場人物と原作のあらすじネタバレについて書いていきます。
桜のような僕の恋人の登場人物は?
- 【朝倉晴人】
カメラマン志望だったが、自分の才能に限界を感じ諦めてしまった。行きつけの美容院で働く美咲に一目ぼれしてしまう。
- 【有明美咲】
美容院「ペニーレイン」で働く新米美容師。24歳で難病ファストフォワード症候群にかかってしまう。
- 【有明貴司】
美咲の6つ上の兄で、父親が残した居酒屋を経営しています。両親に代わりに美咲の面倒をみます。
- 【吉野綾乃】
貴司の恋人。
桜のような僕の恋人の原作のあらすじネタバレ
原作のあらすじを紹介していきます。
春
春斗は、行きつけの美容院で髪を切ってもらっていました。
今日は、何としても担当の美咲をデートに誘いたいと意気込んでいましたが、なかなか言い出すチャンスがなく時間だけが過ぎていました。
そんな中、美咲が桜の話をして来てくれたので、勢いよく振り返り、話をしようとしたその時…。
『ザクっ』っと聞き馴染みない音と共に、晴斗は床に落ちている「耳たぶ」が目に入りました。
大粒の涙を流す美咲。
自分の運の無さに絶望する晴斗でした。
すぐさま、病院に駆けつけ、晴斗は耳たぶの縫合手術を受けました。
そして、病院を出ると美咲が待っていました。
謝る美咲に対して、晴斗はデートの誘いをするのでした。
美咲は、断れるわけもなく承諾するのでした。
デート当日、桜を見に来ている花見客でごっちゃ替えしていました。
そこで、晴斗は知り合いに声をかけられ、カメラマンの夢を諦めた事が美咲にバレてしまいます。
美咲にはカメラマン志望だとことしか伝えおらず、雰囲気は最悪です。
しかし、展開は思わぬ方向へ進みます。
そのことを知った美咲が「夢なら諦めるな!」と一喝。
晴斗は、「あなたにふさわしい男になります」と美咲に伝えました。
それから、4月が終わり美咲の誕生日も過ぎてGWになりましたが、晴斗からの連絡はありませんでした。
突然、晴斗から連絡が来ました。
「初任給が入ったのでご飯行きませんか?」
晴斗はデート後、カメラマンの夢を叶える為にプロカメラマンの事務所で再び働き始めたのでした。
そして、美咲との食事中、「遅くなってすみません」と美咲の誕生日プレゼントに桜色のシザーケースを渡しました。
そのお礼にと、誰もいない「ペニーレイン」で晴斗の髪を切ってあげました。
「どうして私なんですか?」美咲は晴斗に対して、思っていたことを聞いてみました。
晴斗は、「あなたがいいんです。美咲さんに恋をしたからです」と答えます。
純粋で真っすぐな晴斗を美咲も気になり始めていたので、2週間後「あなたを好きになりたい」と晴斗に伝え付き合うことになります。
夏
季節は春から夏に変わります。
一緒に花火大会に行ったり、初めてキスをしたりと美咲と甘い時間を過ごす晴斗は、幸せを噛みしめていました。
しかし、最近美咲が忙しいこともあり、熱を出し寝込むことも多くなっていました。
体調が良くない美咲は、病院に行き精密検査を受けることにしました。
そこで、宣告されたのが、早老病の一種のファストフォワード症候群の疑いがあるということでした。
ファストフォワード症候群は。一般の何十倍というスピードで歳を取ってしまう病気で、治療法は現状ありません。
外見だけでなく、体の免疫力も低下してしまう為、長くは生きられないとのことでした。
美咲は絶望しましたが、それ以上に晴斗にそのことを伝えられませんでした。
実は晴斗は、付き合って3ヶ月というのにプロポーズをして来てくれており、そんな晴斗を悲しませたくないと思ったのです。
プロポーズをちゃんと断ろうと、晴斗の家に行きました。
しかし、晴斗は「今の自分では美咲を幸せにできないからもう少し待って欲しい」と伝えられ、美咲は何も言えません。
美咲は、晴斗と一緒にいたい気持ちを抑え切れずに、その日は晴斗の家に泊まり、初めて結ばれました。
翌朝、寝ている晴斗に「ごめんねさようなら」と伝え美咲は、晴斗の家を後にするのでした。
秋
夏から秋に季節は変わります。
晴斗の家を出て行ってから、美咲は晴斗の連絡を無視し続けました。
美咲は、嬉しい反面、先の無い自分がこれ以上一緒にいることはできないと思っていました。
そして、担当医師に恋人の役を演じてもらい、晴斗に好きな人が出来たと伝えました。
晴斗は純粋な性格なので、その言葉を信じてしまい、「最低だな」と一言。
美咲も晴斗も傷付いて、ボロボロでした。
美咲の病気は、進行が早く、25歳にもかかわらず、白髪やシワが目立つようになりました。
見た目だけでなく、白内障になってしまい、挙句の果てに、肺炎に感染し入院までしてしまいました。
美咲は、数カ月のうちに、なにもかも変わってしまった自分に嫌気がさし、なんのために生きているのか分からなくなっていました。
ある日、美咲は綾乃に対して、「もう来ないで欲しい」と伝えます。
綺麗で若いままの綾乃を見ていると羨ましくて憎悪が込み上げてきてしまうのでした。
なので、嫌いになりたくないからこれ以上は来てほしくないと伝えたのでした。
美咲にとって一番辛かったのが見た目が老いていくことが嫌だったのです。
自信を失って、生きる希望も無くなってしまった美咲に対して、貴司も限界を感じていました。
冬
そして、クリスマスになり貴司は、美咲に只ならぬ雰囲気を感じました。
そんな美咲になにかしてあげたいと思い、晴斗に美咲の病気の事を伝えたのです。
「もう君しかいないんだ」という言葉に晴斗は美咲に会いに行きました。
誰にも会いたくないと言う美咲に対して、ふすま越しではありましたが晴斗は美咲と再会が出来ました。
美咲に晴斗は「どんな姿になっても好きだよ」と伝え、毎日のように美咲に会いに行きました。
しかし、美咲の命の炎は消えかかっていました。
晴斗は美咲の為に何ができるだろうと考えました。
そこで晴斗は、先輩に頼み込み、展示会に参加させてもらうことにしました。
自分が全力で撮った写真を美咲に見てもらいたいと思ったのです。
そのことを美咲に伝えます。
美咲は、悩みましたが後悔したくないと言う思いから、展示会に行くことに決めます。
当日美咲は、1人で展示場に行き、晴斗の写真を前にしました。
そこには、晴斗と一緒に見た景色が変わることなく、写し出されていました。
初めて行った桜並木、食事に行ったレストラン、一緒に行った花火大会、美咲が働いていたペニーレイン…。
作品の最後にはタイトルで「変わらない物」と書かれており、変わっていくもののある中で変わらない物もあるのだと美咲は嬉しくりました。
帰り際、重い足を引きずりながら公園を歩いていると、晴斗が誰かを探している姿が目に入りました。
その時、強い風が吹き、美咲が被っていたニット帽が飛んでしまいました。
晴斗が駆け寄り、「どうぞ」とニット帽を美咲に渡します。
美咲は「ありがとう」とかすれた声で言います。
晴斗は美咲とは気付いていないようです。
美咲は、安心したように最後だと思い出来る限りの笑顔をしました。
美咲は、晴斗に対してあの頃の自分を忘れないで欲しいと心の中で思い、別れました。
美咲が亡くなったのはそれから数日後の事でした。
晴斗にもそのことが伝えられ、晴斗は、美咲の部屋を訪れます。
そこで見つけたのは、あのニット帽でした。
晴斗は、全てを理解に泣き崩れたのでした。
そこには、手紙があり、晴斗に対して感謝と愛情の言葉が綴られていました。
そして、最後に「今回は会えなかったね」と書かれていました。
その優しい嘘と共に、晴斗は前に進むのでした。
これが原作のネタバレとなります。
映画ではどのように展開て行くのか比較して行きたいと思います。
桜のような僕の恋人の映画のあらすじネタバレ
公開され次第更新していきます。
桜のような僕の恋人映画と原作でセリフの違いは?
桜のような僕の恋人/宇山佳佑
#読了美容師の彼女に恋をした晴人は、彼女に釣り合う男になるために一度諦めた夢を再び目指します。しかし彼女は人の何倍もの早さで老いる病にかかってしまう。彼女とその家族の病気への葛藤や、彼女のことを一途に好きな晴人に、胸が苦しくなりました。 pic.twitter.com/gnCMQJSjWq
— 黒吉 (@3EtQn9zxnS869Wy) March 17, 2022
桜のような僕の恋人には名台詞が多々あります。
このセリフが、映画でも一緒なのか調査していきますね。
告白のシーンでのセリフ
原作では「美咲さんに恋をしたからですよ」
「僕は、あなたを好きになれてよかったです」でした。
晴斗のプロポーズのセリフ
原作では、
「ねえ美咲……僕と結婚してくれませんか? 僕はこれからも美咲と生きていきたい。君とずっと一緒にいたいんだ」
「付き合って三か月しか経ってなくても、君より素敵な人がどれだけいても、美咲は僕の最後の恋人だって、勝手にそう思ってるから」でした。
晴斗が美咲と再会した時のセリフ
原作では、「僕は、美咲がどんな姿になっても、好きだよ。君が大好きだよ」でした。
こちらのセリフが映画ではどう表現されていくのか楽しみです。
桜のような僕の恋人映画と原作でラストの違いは?
『桜のような僕の恋人』オンライン試写にて。
ある日突然、早老症という難病を発症した美咲。たった数ヶ月で数十年老いていく怖さと悲しさの中で下した決断に胸が締め付けられた。それまでの晴人との愛しい時間は、圧倒的な美しさを放っていました。#Netflix #桜のような僕の恋人 #MORE #デイリーモア pic.twitter.com/5MTBW0N6A1— ジャスミン (@kento_jasmine) March 16, 2022
公開され次第更新していきます。
まとめ

桜のような僕の恋人映画と原作の違いは?セリフやラストに違いはあるか徹底調査!について書いていきました。
桜のような僕の恋人の泣けます。
原作のあらすじを書いてるだけで泣きそうになったので、映画は泣きます。
原作と家が両方見てももらいたいですね。
セリフやラストについても書いていきましたが、どちらも感動的な最後で涙が止まりませんでした。
違いはあれどどちらも良かったです。