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HOMESTAY映画と原作の違いは?小説の内容も紹介!

HOMESTAY映画と原作の違いは?小説の内容とラストも紹介!
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HOMESTAY映画と原作の違いは?小説の内容も紹介!について書いていきます。

「HOMESTAY」は大注目作品で、2月11日配信予定で長尾謙杜さん主演作品です。

そんなHOMESTAYには原作となる小説があることはご存知でしょうか?

その原作は「カラフル」という小説で、100万部以上売れた大ベストセラー作品です!

そんな小説「カラフル」と映画「HOMESTAY」の違いについて書いていこうと思います。

行きつくまでの過程が少し違うので、見て行きましょう!

 

Contents

HOMESTAY映画と原作の違いは?

まだは配信前ですので、明確な違いについてはわかりませんが、予告動画を見ている感じだと、原作の「カラフル」の初実写化されたタイ映画「ホームステイ ボクと僕の100日間」に近いように感じます。

こちらの作品を参考に原作との違いについて書いていこうと思います。

違いについては、5つあります。

HOMESTAY映画と原作の違いは管理人の存在

映画HOMESTAYでは6人の管理人がおり、どれが本当の姿かわからない設定です。

主人公が困難にぶつかった時に現われ、それぞれの姿でアドバイスをしてくれます。

しかし、原作の小説では、プラプラと言う関西弁の少年一人です。

天使なのか悪魔なのか、存在ははっきりしませんが、映画と一緒で主人公のシロを自殺の原因を調べるように促します。

 

HOMESTAY映画と原作の違いは砂時計の存在

映画HOMESTAYでは明確に「100日」という日にち設定がありますが、原作ではその設定はなく、プラプラ自身も知らない様子です。

小説では、「長くて半年」と言っていたので、半年であれば180日なので映画よりもだいぶ長い設定のようですね。

終わりがあやふやの為に、小説では、砂時計のアイテムはありません。

なので砂時計は映画のみの演出のようです。

 

HOMESTAY映画と原作の違いはキャラ設定

キャラ設定も大きく違う箇所があります。

まず主人公シロは、映画で高校生ですが、小説では中学3年生で、受験真っただ中の少年が主人公です。

そして、映画ではシロの憧れの先輩として描かれている「高坂美月」はいません。

その代わりに後輩がおり、この後輩に恋心を抱いているという設定です。

 

HOMESTAY映画と原作の違いは父親にも問題がある

こちらはタイの映画での話になるのですが、父親がマルチ商法にはまったことをきっかけに、家族に溝が入っていきます。

しかし、小説では、父親は良い父親で、息子と母親がこじれていることを察し、間に入って仲を取り繕うとしたり、家族を一番に考えている父親でした。

 

HOMESTAY映画と原作の違いは自殺した原因を知る瞬間

こちらもタイ映画を参考にしていますが、映画では、魂が入る前に絵を描いていた絵と魂が入った後に描いた絵が一緒だったことで、全てを思い出すというストーリーでした。

しかし、小説では、様々な人の温かさや人と関わることによってを、本来の自分の事を客観視して、全てを思い出させてくれます。

小説では、どこで思い出したのか明確な表現がないのが特徴的でしたが、作品全体を通していろいろな所にヒントは散りばめられていたのだと思います。

 

HOMESTAYの原作の小説の内容は?

ここでは、小説のストーリーを紹介しておきます。

輪廻転生が存在し、通常であれば新たに転生できるはずだが、生前に犯した大罪によって、転生をすることが出来ないことを告げられる。

しかし、ラッキーでプラプラと言う天の使いの命によって、小林真の体に入って、自分が犯した大罪を思い出すように言われる。

思い出せれば、小林真の人生を貰え、生き返ることが出来る。

失敗した場合は、二度と転生することは出来ない。

そして、小林真に転生するのであった。

自殺した原因を知らされて、小林家の家族に幻滅し、家にいるぐらいならと学校に行き始める。

気になる後輩の「桑原ひろか」、同じクラスの女の子「佐野唱子」、初めての友達の「早乙女」との出会いを通し、孤独やみじめさを感じなくなっていく。

桑原ひろかは援助交際をしており、それも小林真が自殺の一つの要因でもあった。

しかし、ひろかが「自分は狂っていて普通ではない」と言うが、小林真はすべてを悟ったかのように「普通だよ。平凡過ぎるくらい」と返す。

小林真は転生し、家族と触れ合ううちに、人にはいい所もあれば汚い部分が必ずあることを気付かされたのであった。

「死にたくなる」とつぶやくひろかに対して「死ぬのだけはしてはいけない」と返し、小林真の中で自分が起こした大罪を思い出すのであった。

 

HOMESTAYの原作の小説の終わり方は?

学校の屋上で、プラプラに自分の罪は自分を殺したことだと告げます。

自分は小林真自身の魂で、今回のホームステイは自殺した人がもう一度自分の人生をやり直せる可能性があるテストだったのです。

プラプラは、このテストを受けて自分が犯した罪を思い出せなかった魂であった。

プラプラは、小林真に対して、「自分の色ってのは1色ではなく、いろいろな色を持っていいんだ!カラフルに生きてください。たくさんの人があなたを支えており、逆にあなたが誰かの支えになっていることを忘れないでください。」

と言って記憶を消し、消えます。

 

HOMESTAYの原作の小説の感想

中学生と多感な年頃は、自分の事はなかなか客観視ができないかと思います。

自分の中で勝手に殻にこもってしまい、誰かに助けて欲しいけど素直に言えない。

そして、状況は悪くなっていくばかり、、、。

しかし、転生し記憶が無くなったことによって、客観視ができ、転生前の小林真では気付かないようなことに気付いていけたのではないかと思います。

それは、人には悪い点もあれば、いい点もあると言う事で、そんな全てが自分なのだと気付くことが出来たのだと思います。

この作品を通して、自分はすでに完璧なのだと学ばせてもらったような気がします。

自分の色は、相手が決めるものでもなければ、自分が決めるものでもない。

決めるのではなくて、何色にでもなれるのだと思います。

 

まとめ

HOMESTAY映画と原作の違いは?小説の内容とラストも紹介!

HOMESTAY映画と原作の違いは?小説の内容も紹介!について書いていきました。

HOMESTAYの映画は恋愛色が強く、序盤は青春モノのように感じるかもしれませんが、小説同様、自分を客観視することの大切さを感じることが出来る映画だと思います。

小説の内容も書いていきましたが、また見たくなりましたね。

映画版もいいですが、小説の一度読んでみてくださいね。

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みーまんパパ
妻と2歳児の1人パパやってます。 最近話題の記事を投稿していきますのでよろしくお願いします。